自転車の鍵をなくしたら試して!不便な状況から脱する4つの対処法

鍵の紛失 2019.09.24

「うそっ、自転車の鍵がない!」
「さっきまでポケットの中に入れてたのに!どこでなくしたんだろう…」
「このままだと自転車が動かせないし、家に帰れない…。どうしよう」

あなたは今まさに、このような状況ではありませんか?

自転車の鍵

用事を済ませて「さぁ帰ろう」と駐輪場へ。
いつも通り自転車に乗ろうとしたら、鍵をなくしたことに気づく。
来た道をたどっても見つからず、早く家に帰りたいというのにその場で立ち往生しかできない…。

このような非常時、どうすれば良いか分からず焦ってしまいますよね。

しかし、安心してください!
「自転車の鍵の紛失」、このトラブルを解決する方法はいくつかあります。
この記事を読めば、自転車を動かせず不便な状況を脱することができます。

自転車の鍵は「馬蹄錠」や「ワイヤーロック」など、住居の鍵ではあまり見かけないタイプの鍵の種類が使われていますよね。「この場合って、一体何をどうすれば良いんだろう」と不安なことでしょう。

そこで今回は、自転車の鍵をなくした際の解決方法を4つ、実行の際に注意していただきたい点も交えながらご説明していきます。

また、「お金はできればかけたくない…」とお考えだと思います。
分かります!急な出費は痛いですよね。
ですので、費用がかからない方法からご説明します。

上から順に検討し、あなたの状況に一番合った解決方法をとれば、無事家に帰ることができ安心していただけることでしょう。

この記事がトラブル解決のお役に立てば幸いです。では参ります。

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他人を頼るか、自分でなんとかするか

自転車の鍵をなくした場合の解決方法としては、大きく以下2つに分けられます。

  • 他人を頼って鍵を開ける
  • 自分の力で鍵を開ける

他人を頼る場合は、警察や自転車屋、鍵業者に鍵を壊してもらうなどして開錠することになります。
一方自分でなんとかする場合は、他人に頼む作業を自分で行うことになりますので、開錠に必要な道具の調達から必要になってきます。

どちらであっても、手間や費用が多少なりともかかります。

「ちょっとした不注意で、こんな面倒なことになるなんて…」と思う気持ちは痛いほどわかります。しかし、自転車を再び動かすためにもこのまま嘆いてはいられませんよね。

突然のトラブルですので、費用はなるべくかけたくないのが正直なところでしょう。
一番良いのは、手っ取り早くお金がかからない方法ですよね…!

では次の項から、費用がかからない順に解決方法をご説明していきます。

方法1:交番に助けを求める

警察官あなたのいる場所の近くに警察署や交番はありますか?

警察署や交番によっては対処してくれるところもあります。費用はかかりません。

近くにあれば、「自転車の鍵をなくしてしまって動かせない状況なんです…」と助けを求めてみましょう。
まずは電話で対応可能か聞いてみてもよいですし、自転車を抱えて直接助けを求めに行ってもよいでしょう。

警察に頼む場合は防犯登録が必要

警察に頼む場合は、自転車が「防犯登録」済みであることが必須条件です。
身分証明書を提示して登録番号と照らし合わせ、その自転車が自分のものだと警察に証明することになります。

防犯登録とは、自転車を利用する人に対して義務付けられている制度のこと。
自転車の盗難防止のために「この自転車は正真正銘自分のものですよ!」と証明する目的があります。

1994年から法律で義務化されています。

自転車を利用する者は、その利用する自転車について、国家公安委員会規則で定めるところにより都道府県公安委員会が指定する者の行う防犯登録(以下「防犯登録」という。)を受けなければならない。

(引用元:e-Gov(イーガブ)|自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律)

防犯登録をしないからといって罰則を受けることはありませんが、基本的には自転車を購入したときに店舗で登録を勧められて登録していると思います。

以下のような、「◯◯警察(県警)」「アルファベットと数字が組み合わさった番号」が表記されたステッカーが自転車のどこかに貼ってあれば大丈夫です!
※一般的なステッカー例なので、言葉や番号の記載が若干異なることがあります。

防犯登録

「あれ?した覚えがないな…」という方や「ステッカー、どこにも貼ってないな?」という方は、その自転車が自分のものである証明ができませんので警察に怪しまれてしまいます。

警察側としては、「鍵を無くしたので開けてください」と言われて開錠した自転車が盗難されたものであった場合、犯罪に手を貸したことになってしまいますからね。

警察がやってくれること

警察がやってくれるのは「鍵を壊して開けること」です。

というのも警察署や交番には、鍵を開錠するときに必要なボルトカッターやワイヤーカッターなどの道具が置いてある場合が多いのです。

一般的な自転車の鍵である「馬蹄錠」や「ワイヤーロック」であり、さらに警察署や交番に道具が揃っているのであれば、比較的簡単に壊してくれます。

しかし、壊した後のことまでは対応してくれませんので、

  1. 警察に鍵を取り外してもらい、自転車を自由に動かせる状態にする
  2. 自転車屋に向かう
  3. 新しい鍵の取り付けをしてもらう

という流れになるでしょう。
自転車屋にまで寄っている時間がなければ、後日取り替えることもできます。

方法2:道具を用意して自分で解決する

ボルトカッター

自転車の鍵を壊す道具がその場に用意できれば、自分で壊して開錠することも可能です。
鍵を壊さなくても解決する方法もあります。

少しばかりコツがいる方法もありますが、「これならば自分にもできそう!」というものがあれば試してみるのも手ですよ。

ここでは一般的な自転車の鍵の開錠方法を、道具を用意するのにかかる費用と合わせてご紹介していきます。

注意!その自転車、防犯登録済み?

自分の力で鍵を開錠する場合も、警察に開錠をお願いする際と同じです。
まずは、自転車が「防犯登録済みかどうか」の確認をしてください。

「外出中に鍵をなくした」という場合は特に気をつけましょう。
なぜなら、外での開錠作業は通行人に怪しまれる可能性が高いからです。

例えばスーパーなどの駐輪場で鍵がないことに気づいたのであれば、その駐輪場で鍵開けをすることになると思います。道具を使って無理やり鍵を開けようとしているあなたの姿を近くの人が目撃したら、「あいつは自転車泥棒か!?」と思っても仕方ありませんよね。

警察に連絡されて、自転車が自分のものだという証明ができない場合は最悪捕まってしまいます。すぐに捕まらないにしても面倒なことになることは避けられません。

ですので、開錠をするのであれば必ず自転車に防犯登録のステッカーがついているか確かめましょう。

逆に、自分の家で鍵をなくした場合は誰に見られるということもないため、そこまで気にする必要はないでしょう。

馬蹄錠の場合

よく見かける自転車の鍵が、リングの形をした馬蹄錠ですね。
こちらの場合は、通称「傘鍵」と呼ばれる道具を使って鍵を壊さずに開けることができます。

傘鍵って何?

傘鍵とは、傘を開くために押すパーツのこと。
押すと傘がバッと開きますよね。こちらの部分です。

傘の取手

傘はコンビニによく置いてあるビニール傘で問題ありません。

傘鍵の代用として、先端の部分が平たいマイナスドライバーを使うことも可能です。
※メーカーによってはドライバーが鍵穴に入らない場合もあります。

開ける手順と道具の費用

傘鍵を使って自転車の鍵開ける際の手順、費用は以下の通りです。

  1. ビニール傘を用意する。(コンビニで約400円)
  2. 持ち手に体重をかけ、曲げて折る。
  3. ペンチを用意する。(100均で100円)
  4. 折った筒の部分をペンチで広げる。
  5. 広がった筒から傘鍵をを取り出す。
  6. 傘鍵を自転車の馬蹄錠の鍵穴に差し込む。
  7. カチャカチャと動かす。
  8. 鍵が開く。

かかる費用は500円ほど。
100均ペンチが用意できればそれほど費用はかからないはずです。

傘鍵を使ってカチャカチャ開けるって想像ができないんだけど…という方は、作業が分かりやすい動画を見つけましたのでこちらを見てもらえばイメージがつくと思います。

ただし、この方法はあくまで参考程度に!
使うのは、自分の自転車をどうしてもお金をかけず開けたいという場合でお願いします。
絶対に悪用しないでくださいね。

ちなみに、ボルトカッターを使えば馬蹄錠を無理やり切断して壊すことができます。
しかし、ボルトカッターは安いもので2,000円、高いものだと10,000円以上します。
不審な目で見られるかもしれないというリスクも踏まえれば、たとえ近くにホームセンターがあってもオススメはしません…。

ワイヤーロックの場合

ワイヤーキー

長さや太さの種類が豊富なワイヤーロック。
こちらは、直径1cm程度の太さであればワイヤーカッターを使って比較的簡単に切断することができます。

ただしワイヤーカッターを使う際にそれなりの握力が必要なので、女性だと少し手こずるかもしれません。

開ける手順と道具の費用

ワイヤーカッターを使って自転車の鍵開ける際の手順、費用は以下の通りです。

  1. ワイヤーカッターを用意する。(100均で300円)
  2. ワイヤー部分を切断する。

手順はシンプル、かかる費用は300円ほどです。
ダイソーであれば、ワイヤーカッターと同じ役割を担う「ミゼットニッパー」が売られています。

そんなに簡単に切断できちゃうんだ…と思った方もいるでしょう。

そうなんです。
自分が簡単に鍵を壊せるということは、他人も簡単にあなたの自転車の鍵を壊すことができるということ。
そのため、細いワイヤーロックは盗難のターゲットにもなりやすいのです。これまでワイヤーロックしかしてなかったのであれば、今後自転車の防犯について考え直す必要があるかもしれませんね。

この方法も、はたから見たら不審な行動であるため、どうしてもお金をかけずに開けたいという場合にしましょう。悪用厳禁です!

鍵がシリンダータイプの場合

シリンダーキー

馬蹄錠やワイヤーロックの鍵がシリンダータイプ(金属部分がギザギザの鍵)の場合は、安全ピンやヘアピンを使って鍵を壊さずに開けることができます。

ただし、この方法はコツがいります。
鍵の開錠を仕事とする鍵業者や、悪意を持って(盗難目的で)鍵開けの練習をするような人以外は普段しない作業ですので、少し難しいかもしれません…。

安全ピンやヘアピンを使って自転車の鍵を開ける際の手順、費用は以下の通りです。

  1. 安全ピン(ヘアピン)を2本用意する。(コンビニで約200円)
  2. 一方のピンAを先端から1.5cmほど曲げる。
  3. ピンAを曲げた先から鍵穴に差し込む。
  4. もう一方のピンBは棒状に変形させ、先端を少しだけ曲げる。
  5. ピンBの先端をピンAの上側に差し込む。
  6. ピンBをカチャカチャと動かし、位置を調節していく。
  7. ピンAが回り、鍵が開く。

かかる費用は200円ほど。
地域によりますがコンビニでも購入できますし、100均なら必ず売っていますね。

ちなみに「ピンBでのカチャカチャ」は感覚で行うことになるでしょう。
上手くできないと逆に時間がかかってしまいます。周りの人から見たら不審に思われても仕方ありません。

さらにあまりに長い間カチャカチャし続けると、シリンダー鍵に傷がついてしまいます。結局鍵を壊す結果にななってしまうため、「これはすぐに開けられそうにないや…」と思った時点でやめておくのが無難でしょう。

方法3:自転車屋に依頼する

自転車

近くに自転車屋があって、頑張れば持ち込めそうだ…!という場合は、自転車屋に鍵を壊してもらう方法が簡単で費用も抑えられます。

自転車屋がやってくれること

自転車屋がやってくれるのは、以下の2点です。

  • 開かない鍵の破壊
  • 新しい鍵の取り付け

自転車の専門家に頼むため、間違いなく開錠してくれます。
鍵を壊してもらってから、その場で新しい鍵に交換してもらうこともできます。

もちろん後ほど別なお店やネットで鍵を購入し、自分で取り付けることも可能です。
しかし新しい鍵の取り付けを頼めば破壊費用をタダにしてくれるところが多いため、このときにすべての作業を頼んでしまった方が手っ取り早いと思います。

作業の前に身分証明書の提示を求められる可能性があるので、あらかじめ用意しておきましょう。

自転車屋に依頼する費用

依頼する際にかかる費用は自転車屋によって変わってきますが、だいたい2,000円程度かかると頭に入れておきましょう。

出張サービスを使える場合もある

近くに自転車屋がない!という方も諦めないでください。
自転車屋によっては「出張サービス」を行っているところもあります。

出張サービスを利用すれば自分で自転車を運んでいく必要がなく、お店側に来てもらってその場で開錠作業をしてもらえます。

だいたい30分もあれば来てもらえます。
移動の交通費が追加されるため、費用は持ち込みの依頼よりも若干高め。
数百円〜千円ほど費用が上乗せされてしまいますが、自分が店に向かう手間がなく、さらに周りに不審に思われることもなく開錠してもらえるのは助かりますよね。

出張サービスを行っている主な全国チェーンの自転車屋さんには、例えば以下のようなところがあります。あなたの近くにありますでしょうか?

DAIWA CYCLE
受付11:00〜19:00
料金ダイワで購入した自転車:出張費0円

通常出張:出張費1,000円

備考関東・東海・関西に店舗を展開する大型自転車屋。
ダイシャリン
受付10:00〜18:00
※店舗によって異なる
料金出張費:500〜1,000円
備考東北・関東に店舗を展開する中型自転車屋。

費用の点でいえば地域密着の自転車屋さんの方がリーズナブルだと思います。
まずは近くの自転車屋さんを探し、電話で出張サービスを行っているか確かめて出張費を含めた料金を比較すると良いでしょう。

方法4:鍵業者に依頼して来てもらう

業者

自分で開けるのは難しそうだし面倒。
でも、交番や警察署、自転車屋は近くにないし頼めそうにない…。

そのような場合は、鍵業者に依頼して開錠をしてもらう方法があります。

鍵業者がやってくれること

鍵業者がやってくれるのは「開かない鍵の開錠」です。

鍵業者というと家や車の鍵開けのイメージがあると思いますが、鍵の専門家ですのでどんな鍵でも対応可能なんです。(業者にもよりますが…)

「自転車の鍵が開かなくて…」と電話をすれば、15分〜30分ほどで駐輪場に到着し、10分ほどの作業で鍵が開きます。
シリンダーキーなど、一般な鍵であれば壊すことなく開けてくれます。
家にスペアキーがあれば、また今まで通り鍵を使うことができるので嬉しいですよね。

自転車屋に頼むのと同様で、作業の前に身分証明書の提示を求められる可能性があるのであらかじめ用意しておきましょう。

鍵業者に依頼する費用

鍵業者に依頼する際にかかる費用は、鍵業者にもよりますが5,000円〜10,000円ほど。
プロの技術を使った開錠になるため、自転車屋に頼むのと比べたら倍ほど高くついてしまいます。

鍵業者を選ぶ際の注意

鍵業者への依頼は費用はかかりますが、電話一本で迅速な対応を期待できます。
依頼をする場合は、その業者が「開錠作業前に料金をしっかり明示してくれるか」を確かめてください。

許しがたいことですが、業者によっては作業後に追加料金を提示してくるところもあるので注意していただきたいのです。
作業後は、どんなに料金に納得できなくてもお金を払うしかありません。

いくらトラブルが解決するといっても、納得のできない出費をするなんて嫌ですよね。
ですから、まずは電話でおおよその費用を聞いておきましょう。

すると、

  • 実際の現場を見ないと分からない
  • 鍵の種類を見ないと確定した料金はお伝えできない

といった返答がくると思います。
これはどこの鍵業者も同じで、実際電話のみで正確にトラブルの状況を伝えるのは難しいため仕方のない部分ではあります。

ここで、あなたの方からさらに「来て見てもらいたいんですけど、作業後に追加料金は請求されないですよね?」「作業前のキャンセル料は無料ですか?」と聞いておくと良いでしょう。

ちなみに、鍵のコンシェルジュ作業前に確定料金を提示します。
もし見積もりにご納得いただけない場合でも、キャンセル料金はいただきません。

最短15分で到着し、約10分で鍵を開錠します。まずはご相談だけでもどうぞ!

自転車のスペアキーって作れるの?

疑問を感じる女性

国内の大手自転車メーカー(ブリヂストンやパナソニック、MIYATA)であれば、その自転車を購入した販売店にてスペアキーを取り寄せることが可能です。

自転車の鍵を紛失しても、実はその場にスペアキーさえあれば手間も費用もかからないんですよね。スペアキーがないと急な出費で気持ちはダウン。「ああ、スペアキーさえ作っていれば…」と後悔することだと思います。

特に電動アシスト自転車は、通常の鍵とバッテリーの鍵が繋がっているケースが多いため、通常の鍵を交換するとバッテリーまで交換する必要がでてきます。
バッテリーの価格は3〜4万円とかなりの出費です。

スペアキーを取り寄せる際、キーナンバーや商品コード、車種番号などが必要になってきます。
鍵がなくても、購入した時の「保証書」や「お客様控え」を確認すると情報が記載されているはずですので確認してみてください。

かかる費用は800円〜3,000円ほど。
取り寄せまでに数日かかるため、自分で開錠もしくは鍵業者に開錠してもらったあとに注文すると良いでしょう。

実績12万件、安心の鍵屋です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、自転車の鍵をなくして「どうしよう、このままじゃ家に帰れない!」というトラブル時に試してほしい対処法をご説明させていただきました。

費用がかからない方法からご紹介しましたので、以下4つを順に見ていただければ「これなら一番良さそう!できそう!」という対処方法が見つかりさっそく行動に移せるでしょう。

  1. 警察に頼んで壊してもらう
  2. 自分で道具を用意して開ける
  3. 自転車屋に頼んで壊してもらう
  4. 鍵業者に頼んで開けてもらう

あなたの今の状況にピッタリ合った方法をとっていただきたいと思います。
一刻も早く不便な状況から脱することを祈っております!

以上、鍵のコンシェルジュ片山でした。

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