鍵交換にかかる費用は?素人でも15分で完了する交換方法も紹介
「最近鍵の調子が悪いんだよね…交換した方がいいかな?」
「家の鍵を失くしちゃって防犯的にも不安。これを機に交換したい…」
「鍵の防犯性能を今よりも高くしたい…!」
ここにきたあなたは、このように「鍵の交換」を考えていらっしゃると思います。
そして次にふと考えるのは、「鍵交換にはいくらかかるのか?」「鍵交換は自分でできるのか?」ということでしょう。
鍵交換をしたいけど、業者に頼むと高そうだし…とお悩みではないでしょうか?
鍵交換は、普段DIYをしない人でもできます。
適切な鍵を自分で購入して、どこの家にも置いてある道具を用意し、正しい流れで作業を行えば「鍵交換」は素人でもできてしまうんです。
鍵交換にかかる部品代は、基本的に自分で作業しても業者にお願いしてもほぼ変わりません。
部品代は一般的なシリンダー錠であれば10,000円〜25,000円ほどが相場でしょう(メーカー・種類によって上下します)。
一方で鍵屋さんや業者に頼むとなれば、技術料に加えて出張費や作業の手間賃などがかかりますので、自分で交換するより費用はややアップ。
その分、作業が丁寧で防犯面でも不安なく鍵交換が完了します。
素人でも作業が難しくないのであれば、すぐに取り掛かって安価に鍵交換をすませられるのが理想的ですよね。
そこで今回は、鍵交換の費用と自分で鍵交換を行う際の具体的な流れをご紹介します。
自宅の鍵の場合は交換にいくらかかるのか?を確認した上で、安心して業者にお願いする方がいいのか、自分で交換した方がカンタンなのかを判断しましょう。
この記事を読んだあなたが無事に鍵を交換できること、そしてあなたの安全・安心な暮らしを祈っております。参考にしていただけたら幸いです。
鍵交換にかかる費用
鍵交換を行うにあたって「費用がどのくらいかかるのか?」は気になるところですよね。
鍵交換にかかる費用は、鍵の種類によって大きく上下します。
一般的に、ご自分で玄関の鍵交換を行う場合は鍵本体の部品代(+工具代)がかかると覚えておきましょう。
一方で鍵業者などに交換を依頼した場合は、最低でも5,000円〜10,000円はかかります。
プッシュプルタイプやカードキーなど特殊な構造の場合は、数万円かかってしまうケースも多いです。
費用面を考えれば自分で交換するのがおトクな方法ではあります。
しかし寸法が合わなかった場合やドア本体に損傷を与えてしまった場合は、さらに追加でお金がかかるリスクも。
鍵業者は専門的な知識と技術を身に付けたプロですので、もしこの時点で不安な方は鍵業者へ依頼するのも一つの方法として考えておきましょう。
差し込む方の鍵を交換したい場合の費用
「鍵が折れてしまった」
「鍵を失くしてしまった」
など、ドアに差し込んで開錠・施錠する鍵が新しく必要な場合、鍵屋さんや鍵業者に合鍵を作成してもらう費用のみがかかります。
鍵本体は、シンプルな構造の鍵であれば1,000円程度、セキュリティ性の高い鍵であれば最低でも5,000円〜10,000円前後かかると考えておきましょう。
ただしどこで鍵を紛失したかわからない場合、鍵を第三者に拾われる可能性もしくは盗まれている可能性が出てきます。
そうなった場合、今の鍵をそのまま使い続けるのはとても不安ですよね…。
鍵を紛失してしまった時は、ドア取り付けの錠前から丸ごと交換することをおすすめします。
鍵を丸ごと交換したい場合の費用
ドア取り付けの錠前からすべて交換する場合、先ほどもお伝えした通り鍵の種類ごとに値段が大幅に上下します。
業者や鍵屋に依頼する場合の技術料+出張費用等は、鍵屋やエリアによっても異なるため、電話等で問い合わせてみるのがおすすめです。
このあとはそれぞれの鍵の種類ごとに、特徴と交換費用をお伝えします。
交換したい鍵が決まっていない方もぜひ参考にしてみてください。
▼鍵の名称部分をタップすると、それぞれ詳しい費用の解説箇所に移動します。
ピンシリンダーキーの交換 |
ロータリーディスクシリンダーキーの交換 |
ディンプルキーの交換 |
プッシュプル錠の交換 |
インテグラル錠(ドアノブ)の交換 |
カードキー・暗証番号キーの交換 |
生体認証キーの交換 |
▶︎すぐに自分で交換する方法を知りたい方はこちら(次の項目に移動します)
ピンシリンダーキーの交換費用
交換費用:部品代:5,000円〜10,000円前後(+業者出張費・技術料)
ピンシリンダーとは、鍵の片側だけにギザギザのある鍵のことを指します。
「鍵といえば」でイメージする一般的な形ですが、構造的にピッキングに弱いです。
最近ではメーカーごとに、ピッキング対策がなされた商品も販売されています。
ロータリーディスクシリンダーキーの交換費用
交換費用:部品代:10,000円〜20,000円前後(+業者出張費・技術料)
ロータリーディスクシリンダーとは、現在製造が終了したディスクシリンダー(鍵の両側にギザギザがある鍵)を改良して作られた鍵です。
鍵を差すと中にあるタンブラーが回転する仕組みで、ディスクシリンダーより防犯性能が高く、ピッキングされにくい構造になっています。
ディンプルキーの交換費用
交換費用:部品代:15,000円〜30,000円前後(+業者出張費・技術料)
ディンプルキーは鍵の表面に凹凸がついており、複雑な構造のため防犯性能が高い鍵です。
ピンシリンダーの一種ではあるものの、その安全性は全く異なります。
鍵穴の中にあるピンタンブラーの組み合わせパターンは何億通りも考えられ、鍵を複製することもピッキングも困難です。
シリンダー錠の中では、このディンプルキーがもっとも安全と考えていいでしょう。
プッシュプル錠の交換費用
交換費用:部品代:10,000円〜25,000円前後(+業者出張費・技術料)
プッシュプル錠とは、ドアハンドルを押し引きするだけで開錠できる仕組みの鍵です。
縦に長い形状の錠前で、比較的新しい建物によく使われています。
ドアハンドルにシリンダーが2つ付いており、鍵交換の際はシリンダー部分のみの交換が可能です。
インテグラル錠の交換費用
交換費用:部品代:5,000円〜10,000円前後(+業者出張費・技術料)
インテグラル錠はドアノブのハンドル中央にシリンダーが埋め込まれ、ドアノブと鍵が一体になっているものを指します。
トイレ扉で使うもの、勝手口などで使うものなど種類はさまざまです。
カードキー・暗証番号キーの交換費用
交換費用:部品代:10,000円〜70,000円前後(+業者出張費・技術料)
カードキーとは、ICチップ等が内蔵されたカードをカードリーダーにかざすことで開錠・施錠ができるものを指します。
また暗証番号キーは、テンキーに事前に登録した暗証番号を入力することで開錠する仕組みの鍵です。
いずれもピッキングが不可能であり、オフィスや賃貸マンション等の鍵として使用されるケースが多いです。
ただしその性能はメーカー・商品によってピンキリのため、値段も大幅に上下します。
生体認証キーの交換費用
交換費用:部品代:10,000円〜100,000円前後(+業者出張費・技術料)
生体認証キーとは、事前に指紋情報や顔写真、静脈の情報等を登録し、該当する人物と一致した場合に解錠されるものを指します。
ピッキングが不可能であり、また人物自身が鍵となる仕組みのため基本的には複製も不可能です。
また、生体認証キーも商品によって性能がピンキリのため、交換の際は商品を慎重に選択する必要があります。
鍵交換、実は誰でもできる!
鍵の交換なんて、今まで考えたこともない方がほとんどでしょう。
ですので、 「自分で鍵を交換するってどれくらい大変なんだろう…」 と不安になるのも分かります。
ですが、安心してください!
鍵交換はあなたが思うよりも手軽にできるんです。
新しい鍵を購入して 手際良く作業を行えば、15分ほどで作業が完了 します。
「家の防犯面が心配…」
たった15分の作業でこのような不安を払拭できるのは、大変魅力的ですよね。
年々、家の防犯対策や人々の防犯意識の向上もあって、家の侵入犯罪は減少傾向にあります。しかし、警視庁のデータによれば、令和元年の時点で 1日あたり約79件もの侵入犯罪が起きている とのこと。
さらに、侵入者の手口の中には「ピッキングでの鍵開錠」や「工具による鍵の破壊」など、鍵の防犯性能に関わるものもあります。
あなただけでなくあなたの家族の安全を守るためにも、 「どうしようかな…」 とあまり悩まず、心配になった時点で鍵交換をする方が良いでしょう。
自分で鍵を交換する方法
①新しく取り付ける鍵を準備しよう
まずは新しく 取り付ける「鍵・シリンダー」のセットを準備 しなければ始まりません。
ただ、どの鍵を買ってもOKというわけではなく、交換する鍵のメーカーや型番によって適切な鍵を選ぶ必要があります。
現在付いてる鍵のメーカー・型番を調べる
今付いている鍵のメーカー・型番が分からなければ、鍵の選びようがありませんよね。
ドアを開けて、 ドア側面のプレートを見てメーカーと型番を調べましょう。
以下のような箇所を見てみると、刻印があると思います。
そこに書いてあるメーカー名と型番をメモしましょう。
多くの場合、玄関の鍵に使われるのは 美和ロック、ゴール、ユーシン・ショウワ… などなど。あなたのお家のプレートにも、このようなメーカー名が記載されているのではないでしょうか?
もし鍵が複数ある場合…つまりプレートが複数ある場合は、その全てを確認します。
型番に合った鍵を探す
次に、メモをした メーカー・型番に合った鍵を選びます。
自分の家のドアにどの鍵が合うのかを探すときには、 ネットの錠前販売店のサイトを利用すると楽 です。
様々な販売店を調査してみましたが、こちらの「THE 鍵堂(カギドウ)」というサイトが分かりやすくてオススメですよ。
このサイトでは、以下メーカーの鍵タイプを扱っています。
- 美和ロック(miwa)
- ゴール(goal)
- ユーシン・ショウワ
- ウエスト(WEST)
- タイタン(TAITAN)
- クイックセット( Kwikset)
- アッサ・アブロイ(ASSA ABLOY)
- 稲葉製作所
- ヨドコウ
- ダイケン(DAIKEN)
探し方の流れは以下です。
- 【主な取り扱いメーカー】>【錠前メーカー】から、先ほどメモしたメーカー名を選びます。
- 先ほどメモした型番と【錠前刻印一覧表】を見比べ、鍵の型番に合った【適合タイプ候補】を選びます。
選んだ先の ページに記載されている説明はしっかり読みましょう!
刻印1つに対して1つの鍵タイプがあるというわけではなく、刻印1つにいくつか鍵タイプが存在する場合があります。
そのため一覧表の 適合タイプがいくつか記載されている場合は、今付いているシリンダーを一度取り外して形状を確認する 必要があります。鍵の形状を確認後、適合タイプのページに掲載されている鍵の形状の画像を見比べて適切な方を選択します。
自分の要望に合った鍵を選び、購入する
それぞれの適合タイプのページに移動すると、下の方に適合する商品(鍵・シリンダーのセット)がたくさん表示されていると思います。
その中から、
- 価格
- 防犯性能
- 見た目
などを考慮して自分の要望に合った鍵を選びましょう。
そのままネット購入しても構いませんし、ホームセンターに買いに行くのも良いでしょう。金物・工具エリアに置いてあるはずです。
ただし ホームセンターの場合はネットに比べて商品数が少ない ため、必ずしも自分の求める商品が置いてない場合があります。
そのホームセンターの取引メーカーであれば取り寄せることも可能ですが、時期によっては商品が届くのに1ヶ月かかることも…。
加えて、錠前を丸ごと交換する際は 寸法を間違えてしまいがち ですし、ホームセンターにあなたのお家にピッタリなサイズの商品があるとも限りません。
そのため買いに行く前に一度店舗に電話して以下のことを確認した方が無難です。
- 欲しい寸法の商品が置いてあるか?
- その商品は取り寄せ可能か?いつ届くか?
また 「取り付けに失敗して鍵がうまく噛み合わない」 などの問題が起こらないよう、作業に必要な工具も合わせて用意しましょう。
セキュリティの上で最重要 と言っても過言ではない「鍵」ですので、慎重に行ってくださいね。
★不安な方は、私たち鍵のコンシェルジュにご相談ください!
どんな鍵に取り替えるのがオススメ?
鍵の種類は様々ですので、 「どれにしよう…」 と迷ってしまいますよね。
あなたのご要望によってオススメの鍵は変わってきますので、以下を参考に考えていただければと思います。
- 家の防犯性能を高めたいなら「ディンプルシリンダー」
- 費用を安く抑えたい&カンタンに取り付けたいなら「ロータリーディスクシリンダー」
※ 「ディスクシリンダー」は防犯性が低くピッキングされやすい ためご注意ください。
シリンダー費用は3,000円〜20,000円ほど。
その中でも、 ディスクシリンダーが3,000円〜 で購入できるのに対して ディンプルシリンダーは8,000円以上 かかってきます。
なぜ同じシリンダーなのにディンプルシリンダーだと高くつくのかというと、「防犯上の工夫」が凝らされている高性能の鍵だからです。
以下の画像をご覧ください。
ディンプルキーにはギザギザの鍵山がありません。その代わり、 鍵の表面に複雑な窪みがあります。ディンプルシリンダー内のピンとその窪みが一致することで鍵を回せる、という仕組みになっています。
この仕組みだと、 ディスクシリンダーと比べてピッキングがしにくく解錠に時間がかかります。 たとえ空き巣がピッキングに挑戦したとしても諦めさせることができるのです。
また、ピンの配列が多いため 1000億通り以上のパターンの鍵が作れます。(このピンの配列が複雑になればなるほど高価になります!)
もう少し安い方が良い…という方には、ロータリーディスクシリンダーがオススメです。合鍵を作られやすいというデメリットがありますが、通常のディスクシリンダーの弱点を克服したもので、手頃な価格ながら防犯性も高いです。
その他、鍵を常に持ち歩く必要がない 「電子錠」などもありますが、費用が6,000円〜80,000円とかなり高価 です。さらに自分で取り付ける際は、電気ドリルなど普段なかなか使わない工具の準備も必要になってきますので、取り付けは一筋縄ではいきません。
②実際に鍵を交換しよう
新しく取り付ける鍵を用意できたら、次は実際に交換作業に入ります。
思ったより簡単そうじゃないか! と驚かれるかもしれません。
一度頭でシミュレーションしてみてくださいね。
※以下で説明するのは基本的なシリンダー錠交換の一例になります。電子錠などに取り替える際は必要な道具や手間が増えるので注意してください。
また、ドアノブにシリンダーがついているタイプの場合はドアノブごと交換する必要があります。
用意する道具
用意するのは、 プラスドライバー、マイナスドライバー(もしくはペンチ)。
たったこれだけで鍵を取り外し、再び取り付けることができます。
鍵交換の流れ
鍵を交換する流れは以下のようになります。
- プラスドライバーで扉の側面のプレート(メーカー名・型番が書いてある板)のネジを外す。
- 側面のプレートを外す。
- マイナスドライバーもしくはペンチを使い、シリンダーをとめているピンを抜く。(シリンダーをしっかり抑えながら)
- シリンダーを外す。
- 取り付け穴を確認し、新しいシリンダーを取り付ける。(グッと押し込みながら)
- 先ほど抜いたピンを差し込んでシリンダーをしっかりとめる。
- 側面のプレートを取り付ける。
- 鍵をシリンダーに差し込んで回し、カンヌキのスムーズな出入りを確認する。
どのドア・メーカーのシリンダーでも、基本は上記で説明する流れと一緒です。
ざっくりと説明すると、
- シリンダーを止めているネジやピンを外す。
- シリンダーを外す。
- 新しいシリンダーを取り付ける。
- 先ほど外したネジやピンを、外した逆の順番で取り付ける。
どのシリンダーもこの4ステップで完了するのです。
流れを説明されても具体的に交換のイメージがわかないよ…!という場合は、とても参考になる動画を見つけましたので、こちらも合わせてご覧ください。2分半でサクッと見終わります。
自分で鍵交換する際の注意点
鍵交換の方法を文章や動画で見ると非常に簡単な作業に見えて「なんだ、自分でもできるじゃん!楽勝…!」となりがちですが、その分注意して欲しい点もあります。
まず、新しい鍵を買う際は 「本当に家のドア、鍵のメーカー・型番に合っているか?」を何度も確認 してください。
よく説明文を見ずに新しい鍵を買ってしまうと、交換作業時に「実は適合しない種類の鍵だった…!」と気づいてせっかく買った鍵が全くのムダになってしまうことがあります。
また、交換作業は非常に慎重に行っていただきたいです。
無理な取り外しや取り付けはもちろんNG ですし、簡単と思って雑に錠前を扱えば鍵だけでなく周辺ドア自体を壊してしまい、開閉ができなくなってしまう可能性もあります。
作業中はネジやピンなどの細かく大事な部品もなくしやすい ので、使用する部品や道具と共に一箇所にまとめておくなどして十分に気をつけてください。
自分では難しい…そんな時は鍵交換の専門家に頼むと楽
自分でやってみようとしたけど、やっぱり失敗が怖い…。
やり方は分かったけど、鍵を自分で選んで用意して作業するのは面倒だな…。
そのような場合は、いっそのこと 鍵の専門家である鍵業者に頼むと確実 です。
業者に頼んだ場合の鍵の交換費用は、10,000円〜数万円かかります。
確かに、家までの出張費や技術料がかかるため自分で交換するよりも高価にはなってしまいますが、その分多くのメリットがあります。
鍵業者に頼むメリット
まず、 鍵業者にお願いすれば自分で鍵を探す手間がいりません。
出張で使う車の中に多種類のメーカーの鍵を積んでいる業者がほとんどですので、
あなたの…
「今とまったく同じ鍵に交換したい!」
「費用を抑えて、かつ今よりも防犯性能を高めた鍵に交換したい!」
「せっかく交換するので、とにかく一番高性能の鍵にしたい!」
というような 細かい要望に応えて、最適な鍵を提案 してもらえます。
また、 あなたは電話一本するだけでその他は何もする必要がありません。
電話一本で「鍵交換してほしい」という旨と、「ドアの形状」、「鍵の形状・メーカーの種類」などの状況を伝える…それだけです。
あとは 業者の到着を待つだけでOK。
その時期の道路の混み具合にもよりますが、だいたい 10分〜40分で到着 します。
鍵交換の作業自体は、自分で交換するときと同様で約15分。
毎日のように鍵のトラブルを解決しているプロである分、もう少し早く完了する可能性もあります。
鍵に関するトラブルを手っ取り早く解決できる、 それが鍵業者なんです。
鍵業者を選ぶポイント
実際に鍵業者を選ぶ際、気をつけて欲しいことがあります。
前項で鍵業者に依頼するメリットをお伝えしましたが、 中には悪質な業者もいる からです。
例えば、正確な値段を伝えずに作業をはじめて後から高額な料金を提示してきたり、お客さんの要望に構わずわざと高額な鍵を進めてきたり…。
これらは全て、お客さんの不安な気持ち・焦る気持ちにつけこんでいる卑劣な行為。
非常に許しがたいです。
そういった悪徳業者に依頼しないよう、以下の3つのポイントに気をつけて探しましょう。
1:料金を明示してくれるか
その業者は、 作業前にしっかり確定料金を伝えてくれる業者 でしょうか?
費用についてうやむやのまま作業を始める業者は言語道断です。
まずは電話でおおよその見積もりを出してもらい、後ほど 現場にきてもらって状況を見てもらったときに正確な料金を教えてもらうのが理想 です。
交換する鍵の種類によってかかる費用に差が出るため、業者のホームページを見ても正確な料金は書いてないと思います。また、「後で明確な料金を出します!」と宣言している業者もなかなかいません。
不安であれば、電話の際に 「作業前にちゃんと正確な料金出してもらえますよね?」と確認 しておくと良いでしょう。
2:キャンセル料がかからないか
その業者は、 見積もりに納得できない場合にキャンセルができる でしょうか?
電話で問い合わせをしたときに伝えられる料金はあくまで概算で、正確な料金ではありません。実際にかかる料金は現場見積もりの際に確定します。
その際、交換する鍵の種類によっては電話見積もりで出された料金よりも大幅に上回る場合もあると思います。
作業内容・交換する鍵の防犯性能、かかる費用を照らし合わせて妥当とは思えない場合は、キャンセルも考えるかもしれません。
このときお金がかからないのは、かなり良心的ですよね。
作業前のキャンセルであっても地域によっては「出張費はいただきます」と返される可能性があるので、 現場にきてもらう前に「作業前のキャンセルはお金とられないですよね?」と確認 しておきましょう。
3:アフターサービスがあるか
その業者は、 作業後におこった不具合に対応してくれる でしょうか?
せっかくプロに頼んで鍵交換をしてもらったというのに鍵の回りが悪い…ということもあるかもしれません。
あまり良いことではありませんが、作業は早くて嬉しかったけど後でよく見たらネジが緩くなっていた…ということも考えられます。
その場合、 無料でメンテナンスにきてくれる業者だと安心 です。
メンテナンス期間の目安として、 2〜3週間のメンテナンス保証があればまず安心 でしょう。
★手っ取り早く鍵交換したい!そんなときは鍵のコンシェルジュにおまかせ
ちなみに、上記の3つのポイントはすべて満たしております。
- 「作業前に確定料金を提示」します。
- 見積もりにご納得いただけなかったら「キャンセル料は0円」です。
- 「施行後1ヶ月のメンテナンスは無料」でお受けします。
最短10分で到着し、約15分以内で作業完了。
見積もりだけでも結構ですので、まずは無料相談だけでもどうぞ!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、鍵交換をしたい!けどなるべくお金をかけたくない!と思っている方のために、 自分で鍵交換をする方法 をお伝えしてきました。
鍵交換に失敗して余計なお金をかけないためには、
- 新しい鍵を買う際は「家のドア、鍵のメーカー・型番に合うか?」を何度も確認する。
- 無理な取り外しや取り付けは絶対にしない。
- 作業中、ネジやピンなどの細かく大事な部品をなくさないように気をつける。
鍵交換はプロでなくてもできます。
しかし、 実際に行う際には「楽勝!」と思わず、慎重に行うことが大事 なんですね。
自分ではやっぱり難しい…!という場合は、無理をせず専門家に頼むという決断もアリですよ。
この記事が、あなたの安全・安心な暮らしの一助となれれば幸いです。
ぜひ、参考にしてくださいね。
【合わせて読む】鍵をなくした際も3ステップで安心安全、プロが教える対処マニュアル
私は片山優、鍵屋さんでサポート業務をしている働く会社員です。
鍵をなくした時、壊れた時、あなたはどうしますか?そんな時に役に立つ知識をご紹介します。
どうしても解決しない場合は、お気軽にお問い合わせください。
最短10分で駆けつけます。