鍵が抜けない!どうして?原因を知って正しい対処・手入れをしよう

鍵の交換 2018.06.06

「なんだか家の鍵が抜けにくい…古いから?」
「いつも力を入れないと鍵が抜けないんだけど、これって直せる?」
「鍵穴から鍵が抜けなくなった…!こういうときどうすればいい?」

こういった「鍵が抜けない」系のお悩みをお客様からよく聞きます。

玄関の鍵

さらに、こんな質問も。
「家に自転車用に買った潤滑油があるんだけど、これ使ってみても良い…?」

…いえ、お待ちください!
鍵穴と鍵の摩擦をなくしたいのは分かりますが、市販のオイルを使ってはいけません。この場合、状況の悪化を防ぐためにも鍵専用の潤滑剤を使う必要があるんです。

また、鍵を無理やり抜こうとしていませんか?
それはとても危険です!力の入れ方によっては鍵が折れてしまいます。

鍵が抜けなくなって焦る気持ちはとても分かります。
しかし、焦って間違った方法をとってしまうと、鍵や鍵穴本体の故障に繋がりかねません。

では、鍵が抜けない状態のままにしておく?…そんなことしたら防犯面で危険ですよね。

例えば家の鍵であれば、下手したら鍵開けっぱなしより危険かもしれません。
「うちの家は鍵が壊れてますよ〜」と教えているも同然ですからね。悪意ある人が勝手に中に入ってくることだって考えられます。

じゃあ、どうすれば良いの!?

ということで、ここでは「シリンダーから鍵が抜けない…」という状況に困っている方のために正しい対処と鍵の手入れ方法をご紹介します。

原因を知って正しい方法をとりましょう。お力になれれば幸いです。

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鍵が抜けなくなる原因は?

頭を抱える女性

実は、あなたの鍵の回す向きが間違っているだけだった…というようなこともありえます。
しかしそういった「鍵の抜き方」の間違いでない限り、鍵や鍵穴自体に原因があるとみて良いでしょう。

細かく、主に4つの原因が考えられます。

1.鍵穴内に異物が詰まっている

鍵を使っていけば自然と鍵穴内にホコリや砂などのゴミが溜まっていきます。
その溜まったゴミが、鍵と鍵穴の噛み合わせを悪くしている原因かもしれません。

「その程度で抜けなくなるの?」とお思いでしょうか。
はい、この程度で抜けなくなるんです…!

鍵穴はとても精密にできているので、ちょっとした異物も鍵の不具合に繋がります。
特にディンプルキーは防犯性を高めるために複雑な構造をしているため、異物での不具合が起きる可能性が高いでしょう。

2.鍵穴内の潤滑剤が減少している

もともと鍵穴には鍵の抜き差しをしやすくするための潤滑剤が入っていて、鍵を使用し続けるほど減っていきます。この潤滑剤の減少も原因として考えられます。

潤滑剤が消耗した状態だと、鍵と鍵穴間の摩擦が強まります。摩擦が強まれば、鍵に余計な負担をかけてしまいます。抜けにくくなるのも当然と言えます。

3.鍵穴自体が故障している

鍵は対応した鍵穴と噛み合うことで動作するもの。
鍵が抜けないということは、鍵と鍵穴がうまく噛み合っていないということかもしれません。抜く時に妙な引っかかりなどを感じませんか?

鍵自体に異変がないのであれば、鍵穴自体に問題があるということが考えられます。例えば鍵穴内部の部品が故障している場合、「鍵は回せるのに抜けない」というトラブルも出てきてしまうのです。

鍵穴自体の故障の場合は、シリンダーの交換や修理が必要になってきます。

4.鍵自体が変形している

鍵穴自体の問題もあれば、鍵自体の問題も考えられます。

鍵は金属の塊。長年使って入れば摩擦で擦り減っていきます。その劣化によって鍵の抜き差しがしにくくなり、ある日とうとう抜けなくなってしまった…ということが起こるのです。
鍵を使用したときにあらぬ方向に力を入れてしまい、鍵穴の中で鍵が変形して引っかかってしまったという可能性もあります。

その場でできる!鍵が抜けなくなった時の対処法

掃除機

鍵が抜けなくなる原因は分かりましたね。
では次は、それらの原因を取り除くためにどうすれば良いの?ということで、実際に「鍵が抜けなくなった!どうしよう!」という時の対処法をご紹介します。

家にあるもので解決できる方法もあるんです。ぜひ試して見てくださいね。

少しずつ回したり、小刻みに動かしながら抜く!

まず試して欲しいのは、鍵の抜き方を色々と工夫してみること。

経年劣化した鍵だと、ほんの少しの引っかかりで抜けなくなる場合もあります。
その引っかかりを解消すれば意外とスルッと抜けてくれるかもしれません。

鍵を抜く際、以下のことを行ってみましょう。

  1. 軽く引っ張りながら少しずつ左右に回し、抜き位置を探る。
  2. 軽く上下小刻みに動かしながら引っ張る。
※注意

鍵を左右に回すときや上下に動かすとき、そして引っ張る時とき、力は軽く入れましょう。
あまりに強い力を加えると、鍵穴内の部品が破損してしまう可能性があります。

抜き方を少し変えるだけとはいえ、作業は慎重に…!鍵穴自体が故障すると丸ごと交換が必要になり、余計な費用がかかってしまうことになります。

掃除機などを使って鍵穴内の異物を取り除く!

鍵穴内にゴミなどが溜まっている場合、そのゴミを取り除けば解決することがあります。

例えば、掃除機のノズルの先端を鍵穴に押し当てそのまま吸引。流石に鍵そのものを引き出すのは難しいですが、鍵穴に詰まったゴミを吸い取ることはできます。

パソコンのキーボード用のエアダスターや、自転車の空気入れでも代用ができます。
鍵穴に向けて空気を吹き込むことで中のゴミを外に吹き飛ばすのです。

「たかがゴミを吹き飛ばしたところでねぇ…」とあなどってはいけません。
結構効果があるんですよ。家にあるもので試すことができるので、失敗してもお金がかかりません。
この方法で鍵を抜くことができれば鍵穴の掃除にもなるので、とても気持ち良いですよ。鍵がどれだけ精密にできているか実感できると思います。ぜひお試しください。

※注意

鍵穴内のゴミを取り除くとき、針金などの細長いものを鍵穴に入れて掻き出す…というような方法は絶対にとらないでください。シリンダーを傷つけてしまいますし、もし入れたものが中で折れて取り出せなくなったら非常に面倒なことになってしまいます。鍵交換にもなりかねません。

鍵業者を呼んで鍵を取り出してもらう!

どうやっても抜けそうにない…!と自分でやれることに限界を感じた場合は、いっそのこと専門家である鍵業者を呼んで鍵を取り出してもらうという手があります。

無理やり鍵を抜こうとあがけばあがくほど、状況は悪化するばかりです…。
お金はかかってしまいますが、電話1本の手間で済む1番手っ取り早く面倒のない方法だと思います。

鍵を抜いてもらうときの料金は「鍵の修理代」として8,000円〜。
鍵穴の状態が悪化していると「鍵交換代」もプラスされる場合があります。その場合は18,000円〜と高くついてしまいます。

ですので料金をできるだけ安く済ませるためにも鍵を無理に抜こうとせず、まだ修理の望みがある段階で依頼した方が良いでしょう。

作業時間は15分程度。鍵の種類や不具合の程度によっても変わってきます。
実際に鍵業者に依頼するときは、まずは電話で状況を伝え「どれくらいかかりますかね?」と仮見積もりをしてもらいましょう。

★鍵トラブルを解決したい!そんなときは鍵のコンシェルジュにおまかせください。
最短15分で到着し約10分で作業完了。カギのプロが親身に対応・解決いたします。

抜き差しをスムーズに!鍵の調子が悪い時の手入れの仕方

鍵の調子の悪さを感じたなら、それは鍵の手入れが必要な証。
ここで正しい手入れを行えば「完全に抜けなくなった…!」という最悪な事態は避けられるはずです。

「なんでよりにもよって今!?」と、大事な用事が後に控えているときに鍵が抜けなくなるトラブルに遭うなんて嫌ですよね。

ここでは鍵の抜き差しをスムーズにするための正しい方法を3つお教えします。
一度鍵が抜けなくなって痛い目をみた人も、まさに今その前兆が現れている人も、一度鍵の手入れの仕方を見直しましょう。

手入れ1: 掃除機や歯ブラシで鍵穴や鍵を掃除する

歯ブラシ

鍵はとても精密にできています。鍵穴内や鍵の溝にゴミが溜まっているのは構造上良くありません。
このまま溜まったままだといつ鍵が抜けなくなるか分かりませんので、定期的にお掃除する必要があります。

鍵穴の掃除

定期的に行ってほしい鍵穴の掃除は、「鍵が抜けなくなった時の対処法」でご紹介した内容と同様です。

掃除機のノズルの先端を鍵穴に押し当て吸引します。このとき、左右に振るようにすると中のゴミをより吸い取ることができます。

簡単にゴミを取り除けるのは掃除機ですが、パソコンのキーボード用のエアダスターや、自転車の空気入れでも代用可能です。
この場合、鍵穴に向けて空気を吹き込むことで中のゴミを外に吹き飛ばします。

鍵の掃除

鍵穴内だけ掃除してキレイにしていたとしても、鍵に汚れがついていたのでは意味がありませんよね。ですので、鍵の方も忘れず掃除しましょう。

溝を古い歯ブラシなどを使って軽く擦るだけでOKです。
ギザギザキーはもちろんですが、特に複雑な窪みのあるディンプルキーは汚れが溜まりやすいので丁寧にブラッシングを。

手入れ2: 鉛筆の芯を鍵の溝に塗りこむ

鉛筆

鉛筆の芯を鍵の溝に塗り込むと、鍵の滑りが良くなります。

「どうして鉛筆で?」とお思いになるでしょう。
そのヒミツは、鉛筆の芯の中に含まれる「黒鉛」にあるんです。

実は黒鉛には潤滑特性があり、鍵穴専用の潤滑剤にも含まれる成分でもあります。そのため鍵に塗り込んで鍵穴にさし込めば、抜き差しをスムーズにする役割を果たしてくれるのです。

鉛筆の芯を使ったお手入れの流れは以下の通り。

  1. 鍵の溝を鉛筆の芯でなぞるように塗る
  2. 芯を塗り込んだ鍵を鍵穴に差し込む
  3. 抜き差しを数回繰り返す
  4. 抜き差しがスムーズになる!
  5. 鍵についた黒鉛の粉は拭き取る

黒鉛が含まれていれば良いので、鉛筆ではなくシャーペンの芯でも良いわけです。(芯が細いので塗り込むのが少し難しいですが…)

ちなみに、黒鉛の量が多いほど鍵の滑りは良くなります。
鉛筆は濃く柔らかいほど黒鉛の量が多いため、Bや2Bなどを使うと良いでしょう。

手入れ3: 鍵穴専用の潤滑剤(パウダースプレー)を使う

潤滑剤

鉛筆の芯を使った鍵の手入れはお金をかけずに手軽にできる方法ですが、効果は一時的なものです。それだけだと若干不安ですので、合わせて鍵穴専用の潤滑剤も使いましょう。

鍵穴に少量(0.5秒ほど)スプレーすることで、鍵の滑りがスムーズなります。

ポイントは、油の含まれていないパウダースプレーを使うということです。
油分が含まれている潤滑剤は鍵穴内に入ったゴミがくっつきやすく、逆に鍵の抜き差しがしくくなり逆効果になってしまいます。

鍵穴専用であれば問題はありませんが、できるだけ美和ロック用トステム用GOAL用など、お使いの鍵メーカー専用の潤滑剤を使うことをオススメします。
500円〜2,000円で購入可能何度も使えるものなのでコスパも良いですよ。

※注意

サラダ油や自転車などの錆つきに使うような潤滑油を鍵穴に使用するのは絶対にやめてください。ほんの一時的に滑りが良くなるかもしれませんが、後に油がゴミや砂を吸収し粘着し、作動不良を起こす危険性があります。

そうなると鍵交換が必須になってしまうため、潤滑剤は必ず鍵専用のものを使用しましょう。

実績12万件、安心の鍵屋です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

この記事では「鍵が抜けない!」という状況に困っている方に向けて、その原因を取り除くための正しい対処法・手入れ方法をご紹介してきました。

鍵が抜けなくなってしまうトラブルは、鍵を長く使えば使うほど出てくる不具合。
鍵の抜き方が間違っている…ということでない限り、鍵穴内に溜まったゴミや経年劣化による故障などが原因ということでしたね。

ですので、大事な予定が入っている時に急に「どうしよう、鍵が抜けない!」という状況に陥ることを避けるためにも定期的に鍵のお手入れをして欲しいのです。

万が一どうしても抜けない状況になったとしても、慌てて無理やり鍵を引き抜こうとしたりしてはいけません。故障の引き金になってしまいます…。

自分ではどうにもならないというときには、手っ取り早く鍵業者に任せてしまうのも手です。状況を悪化させないためにも、あなたにとって最善の方法を選んでくださいね。

トラブルが起きた際は参考にして頂けると幸いです。

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